最近はこれを読んでます。

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
- 作者: 河合雅司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 新書
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高齢社会は加速していくし
医療や福祉を必要する人はどんどん増えていきます。
これは病棟にいても実感していること。
あ。98歳でも手術するのね(・ω・`)
って感じ。
一昔前は80歳を超えたら手術はしませんでした。
手術して助かったとしても
その先の人生が幸せじゃない確率が高かったから。
でも、今は違うんです。
助かる確率が少しでもある限り
たとえ寝たきりになったとしても手術をするんです。
これを
なんだかなぁ(・ω・`)
と思うのは私だけじゃないはず。
高齢者がどんどん増えて
医療や福祉サービスを受ける人もどんどん増えて
日本終わりじゃね?と思うかもしれませんが
ひとつ、いいアイディアを思いついたのでブログに残しておきます。
それは
高齢者の概念を再定義すること
です。
どういうことか説明していきますね。
現在、高齢者は65歳以上だと定義されています。
定年の年齢がこの年齢であり
年金受給もこの年齢を基準に考えられているからです。
しかし、この年齢を75歳以上に引き上げる
という議論が出ています。
私は大いに賛成です。
むしろ85歳まで引き上げて欲しい・・・
だって元気な高齢者もいっぱいいるもん。
それに日本人の平均寿命は男女共に80歳を超えています。
女性なんて87歳だよ。
どんだけ生きるんだよ。
100歳超えも余裕でいるんだから
85歳くらいがちょうどいい気がする。
つまり、高齢者=65歳以上の人という定義を
高齢者=85歳以上に人と定義し直す、再定義する
ということです。
こう聞くと、60代以降の方は
けしからん!!などという人もいるかもしれませんが
私はそう思いません。
元気かつ長生きの人って
健康でい続けるために物凄く投資してます。
自身の健康管理能力が高いんです!!
1日のスケジュールを習慣化したり
運動をしたり
ヘルシーな食事を心がけたり
かといってストレスはためないようためにはハメを外したり
お酒もほどほどに飲んだり。
内服管理もばっちりです。
アプリを使って管理しているおばあちゃんもいるんです。
ハンバーガーを3口で食べてるサラリーマンより
よっぽど健康的じゃありません(・ω・`)?
それに、65歳以上を高齢者と定義したのは何年前でしょうか?
当時の人口動態と今の人口動態では状況が大きく違います。
当時は65歳以上の人が貴重だったかもしれませんが
今は65歳以上の人がたっくさんいます。
皮肉なことに医療技術が進歩し応用され
65歳以上でも生きながらえる人が増えたからです。
昔はバナナが貴重だったようですが
今はバナナ=手頃で身近なフルーツという認識ですよね?
残念ながら、高齢者においても同じようなことが起きているといっても過言ではないと思います。
高齢者の市場価値が極めて低い、ということです。
現に医療・介護・福祉や社会学の中でも
高齢者=社会が担うべき負担、という扱いになっていますし。
でも、そんなの悲しい(´;ω;`)
おばあちゃんの知恵袋的な人や
なんでも直せるスーパーおじいちゃんみたいな人だっているじゃん。
そういう人はむしろ私たちのためにも働いていて欲しい(´∀`)
ならば、高齢者の年齢を引き上げて
高齢者の概念を変えてしまおう!というワケです。
・定年制度廃止
一定の成果(生産性)がある限りずっと働ける
・年金の受取金額は年齢を重ねるほどたくさん貰える
・医療費が年間で20万以下の人に報奨金
・85歳まで医療費は3割負担
みたいな。
こんなんじゃ生活が成り立たん!っていう人は
これまでの自分の生き方を反省したらいいと思う(´・_・`)
大手企業なら退職金は何千万と貰えるはず。
今までのボーナスだって年100万以上貰ってたはず。
1カートンのタバコを買うくらいなら毎月ジムに通えたはず。
糖尿病と診断される前に伏線やお小言をたくさん言われたはず。
行きたくない飲み会で何万とお金を使ってたはず。
お金を浪費や消費じゃなく
健康への投資にいくらでも回せたはずなんです。
私たちの世代は年金を貰える保障はないし
国民皆保険が破綻しているかもしれない。
自分の健康は自分で守るしかない(`・ω・´)
その意味でも、高齢者の定義を改めるというのは
結構いい案なんじゃないかと思います。
ではまた。
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