インフルエンザかも?と思ったら、知っておいてほしいこと

どうも、ナースあさみ(@asami300765)です。

冬になるとやってくるアイツ。
そう、インフルエンザ

今回は、インフルエンザについてお話していきます。

この時期、私のもとには友人・知人からたくさんメッセージがきます。

  • インフルエンザのワクチンって打った方がいいの?
  • タミフルって飲むタイミング決まってる?
  • なんとか防ぐ方法はないの?

Twitterでも、どんなことを知りたいのか募ったら、結構おもしろい質問がいくつか届きました。

ラジオ感覚で回答している動画はこちら↓↓↓

https://youtu.be/dpNFKSW4uIg

他にも伝えたいこと、知っておいてほしいことちょこちょこあるのでここにまとめておきます。

インフルエンザかも?と思った方の
参考になれば幸いです。

 

そもそも、インフルエンザの症状ってどんなもの?

風邪じゃなくて、インフルエンザな気がする……!

はい。その予感、どうか大切にしてください。
だいたい当たります。

風邪のひき始めではなく、インフルエンザかも?と思う症状はこんな感じ。

  • 強い寒気
  • 関節などの節々の痛み
  • 発熱
  • ものすごいだるさ
  • 食欲がない

これらを感じたらすぐに病院へいってください。
そして、医師の診察をうけてください。
話はそれからです。

余談ですが、インフルエンザなどの感染症は医療機関が各保健所へ報告し統計をとっています。

それがニュースや報道へと繋がっているので、ちゃんと受診してもらいたいです…!

 

インフルエンザってどうやって診断するの?

診断方法は至ってシンプル。
インフルエンザウィルスがいるかどうかを調べるんです。

その方法は、長い綿棒みたいなものを鼻の奥まで(咽頭と呼ばれる部分)いれて擦り、その鼻水を検査液につけて調べます。

だいたい5〜10分くらいで結果がわかるので採血に比べれば、めっちゃ簡単&早いです。

ここで問題なのがちゃんと検査できるかどうかということ。

インフルエンザも感染症なので、身体の中でしっかり感染(!)するには多少の時間がかかります。
(24時間〜48時間ほどと言われています)

そのため、インフルエンザに感染していても検査をするのが早すぎて検査結果が陰性になってしまう人もいるんです。

入院患者さんであれば、12時間後に再検査しよう!ということもできるのですが、外来受診の人はそうもいってられません。

そういう時は

医者

検査結果は陰性だけど、症状からみてきっとインフルエンザだろうから、インフルエンザの薬出しておくね

という感じで、予防投与としてインフルエンザの薬(タミフル、イナビル、最近ではゾフルーザなど)が処方されることもあります。

注意
診断書が必要な方は、医師へ相談してみてください。

 

マスク・手洗い・うがいでインフルエンザは防げるの?

多少は防げる!とだけ言っておきます…

上のツイートでも言ってますが、あくまで予防なので絶対じゃないんです。
それに、ウィルスってめちゃくちゃサイズが小さいので、もう肉眼的な予防策じゃムリです。

だから、マスク・手洗い・うがいで100%感染を防ぐことはできません。

例えば。
毎日コンビニ弁当でストレス溜まりまくり。
終電で帰ってきてシャワーも浴びずにそのままベッドへ。
朝、無理やりおきてシャワー浴びて会社へ…

なんて人がマスク・手洗い・うがいを毎回していても、日々の生活習慣が悪すぎ&ストレスMAXで免疫や栄養状態が低下し、感染しやすくなってしまいます。

病院にいる患者さんも実は同じような状態。
免疫低下&栄養状態が悪いので感染しやすい状態なんです。

だから、特にこの時期、小学生以下のお子さんの面会を謝絶している病棟が多いはずです。

子どもの周りではびこる菌&ウィルスは強い=患者さんに感染すると大変!
という訳で、面会謝絶になっていることが多いんです。決して、意地悪ではありません。

ちなみに、先日お孫さんが面会にきたおじいちゃんの患者さん。
翌日、発熱して嘔吐し始めたので検査したらノロウィルスに感染してました。

こういうことがあるので、面会する側も気をつけたいですよね。

インフルエンザになっても、筋肉痛や節々の痛みを緩和する方法はないの?

漢方や湿布がありますが、効いた!という実感は薄いと思います…

もうね、会社や学校を休んで家で安静にしているのが一番!!!!

しかも、安静っていうのはねPCや読書や家事もせずに、ベッドや布団で横になっていることを言いますからね。

家にいる=安静じゃありませんよ?

ちゃんと、身体をやすめてください…!
あんまりおすすめしたくないですが、筋肉痛や関節痛に関連してよく処方されているものを載せておきます。

 

インフルエンザが治ったって、どう判断するの?

熱が下がったらOK!って訳ではありません。

残念ながら、社会人用の規定はないのですが、ほとんどの会社が学校安全保健法の影響をうけているので

・発症から5日以上経過していること
・解熱してから2日経過していること

が、条件になっていることが多いです。

仮に、あなたが社長だったとしてみましょう。

従業員が解熱もしていないのに無理して出社し、元気だった他の従業員にインフルエンザを感染させてその職場のスタッフが全滅したら

なんで、もっとちゃんと休まなかったの…?

って思いませんか?
つまり、そういうことです。

無理して登校・出社してきても、感染が拡大するだけで迷惑なんです。

そのため、従業員の人はちゃんと休みたいと主張し、雇う側や上司はきちんと休ませてあげたほうが、結果として職場の生産性や健康レベルをキープできると思います。

 

インフルエンザの予防接種はした方がいいの?

できたらした方がいい、というのが私の意見です。
特に、高齢者や妊婦さん、子どもはしたほうがいいと思います。

サラリーマンやOLさんは、正直どちらでもいいかな。
たぶん、ワクチンをうちにいく暇がないと思うので。

ここでよく言われるのが

ワクチンを打ったのにインフルエンザになったんだけど?
ですね。
うん、説明しましょう。

まず、インフルエンザって何種類も型があるんです。
NとかHとか聞いたことありませんか?
H1N1みたいな感じ。

で、ワクチンっていうのは、その中から流行りそうなものを数種類ブレンドしたものなんです。

上記は、インフルエンザワクチンの添付文書。
要は、取説のようなものです。

ちょっと何書いてるかわからないかもしれませんが、このワクチンの中にはA型とB型が入っているということが書いてあります。

しかし

予想とは裏腹に、例えばC型のインフルエンザが大流行した場合このワクチンの防御率は0です。
効果はありません。

もね、こればっかりは、どうしようもないんです……!

厚生省や医療機関が統計を取りまくって、来年流行りそうな型に対抗してワクチンを作っていますが、インフルエンザ側だって滅びるわけにいかない。
突然変異(遺伝子の事故)を繰り返して、ワクチンに負けないようなウィルスへと日々進化しているんです。

 

それから補足して、もう1点。

A型のワクチンを打ったのに、それでもA型のインフルエンザにかかってしまったよ?
って人へ。

ちょっと難しいかもしれませんが、インフルエンザワクチンは不活化ワクチンという種類に分類されます。
不活化ワクチンの詳細については、下記のリンクを参照してください。

参考 生ワクチンと不活化ワクチンワクチン.net

ざっくり説明すると、ワクチンを打ってもその効果、そして自分の身につくかどうかは体質や免疫、遺伝的要素などさまざまな要因による、ということ。

ちゃんと効果のあるボーダーをキープしていないと、ワクチンの効果があるとは言えないんです。
そして、これはとっても個人差があります。

そのため、ワクチンを打ったのにインフルエンザになってしまった、という人があらわれるんです。

ちょっと話が変わりますが、私の看護師の友人で、B型肝炎ワクチンを打っても打っても防御率が上がらないので、もう打たないと決めている人がいました……
防御力をみるもの=抗体価(こうたいか)と言いますが、これがどうやっても効果のある数字まで上昇しなかったんです。

ここで、インフルエンザは抗体価をフォローしないの?って思われそうですが

インフルエンザは季節性の感染症ですし、フォローの採血をする頃には感染もピークを超えて春になっているし、ワクチンの効果もどんどん下がってくるので、フォローする必要性があまりない、という印象です。

 

インフルエンザにかからないまま
お互い春を迎えましょうね!

ではまた。

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