看護師が考える、入院に必要なものリスト完全版はこれだ!

どうも、ナースあさみ(@asami300765)です。

 

看護師としてのキャリアももうすぐ10年目。

毎回、患者さんやご家族をみていて思うのは

入院に必要なものを、完璧に揃えてきた人が誰1人いないということ!

もちろん、院内にも売店はありますが

夜間は閉まっていたり、価格が高かったり、自分にちょうど合うものがなかったりして

不満の残る買い物になっていまいます。

 

そして、なにより

もったいない!!

 

家にはあるのに、今すぐ欲しいティッシュとか院内価格だと1箱100円します…
(高い!)

そこで、今回は、現役看護師の視点から入院に必要なものリスト完全版を作ってみました。

今回は、全身麻酔を含む手術を前提として2週間前後の入院を想定しています。

対象は中年〜70代くらいまで。

子どもや妊婦さん、交通事故の青年などは、あまり参考にならないと思うのでご了承ください。

注意
医療機関によっては、持ち込み禁止もあるので
詳細は医療スタッフにお尋ねください。

 

絶対!持ってきて欲しいシリーズ

健康保険証

日本人なら何かしらに加入しているはずの保険。
その保険を証明するための保険証はマストです。

絶対に持ってきてください。

万が一、どの健康保険にも加入していない場合には、医療費3割負担が適応されず10割負担(全部自腹)になります。

医療費・入院費が心配な方は病院の窓口やMSW(メディカルソーシャルワーカー)にご相談ください。

 

介護保険を利用している人は、保険証とケアマネージャーの連絡先

介護保険を利用している人はこれもマスト。

もともと難病や障害がある人はそれを証明するもの一式、マストです。

次の日にサービス利用を控えていたのに、入院して自宅にいないとなるとえらい騒ぎになります…!

最悪の場合、入院していることがわからないと警察沙汰になることもあるので、ケアマネージャーの連絡先も欲しいところ。

退院の日程や他の施設への転院を決める際にも、重要な役割を担うケアマネージャー。

携帯電話の連絡先一覧に登録するか保険証の裏に記載しておくのをオススメします。

失くすのが心配な患者さんたちは、こういうのに入れてる人が多いです。

 

割れない素材のコップ

陶器やガラスのコップだと、手がすべったり私たちがぶつかったりして割れてしまうことがあります。すみません。

そのため、プラスチックでできたコップがおすすめです。

落としてもぶつけても割れないなんて素晴らしい…!

 

 

高齢者向きには取っ手のついたコップやストローを収納できるタイプも便利です。

 

コップを洗ったりできないわ!って人にはペットボトルにつけられるこんなのもオススメです。

ワンタッチで開け閉めできて寝ながらでも飲めるんです。ポイント高め。

歯磨きと歯磨き粉

人のものは使えないNo.1、それが歯ブラシセット。

患者さん

衛生用品だから、病院が貸してくれるよね?

と思われがちですが、病院はホテルじゃありません。

歯磨き&歯磨き粉は各自で用意するのが基本です。

高齢者の場合、入れ歯やそのケアグッズも基本的に各自で用意していただきます。

自分が使いまわされたら嫌なものは自分で用意すると思っていただければ…!

こういうのが院内の売店で高かったりするので、あらかじめ準備できているとベターですね。

 

歯ブラシの他に、口腔ケアグッズ、入れ歯関連のグッズも載せておきます。

 

 

箱ティッシュ

・鼻をかむ
・こぼしたお茶をふく
・涙をふく

などなどいろいろ便利なティッシュ。

ポケットティッシュの量では全然足りません。
院内の売店では1箱100円が標準価格。

あっても困るものじゃないので用意しておきましょう。

 

ひとまず、ここまで揃えば、一晩はなんとかなるレベル。

つづいて、あると便利!入院生活が快適になるものを挙げていきます。

 

あると便利なものシリーズ

つづいて、持ってきたほうがより快適な入院生活をおくれるかも?
というグッズをご紹介していきます。

フェイスタオル、バスタオル

病院で用意されているところもありますが、自分用にあると便利です。

病院によっては院内レンタル(有料)を使いなさい!
というところもあるのでここは注意を。

いくら洗濯・クリーニングしているとはいえ大きな声では言えませんが…

おじいちゃんが鼻をかんでいたり、おばあちゃんがトイレットペーパーの代わりに使ってることもあります…

これを聞いてドン引きした人は、自分用のものを用意しておくと良いでしょう。

一応、フェイスタオルも載せておきます。

 

イヤホン

各ベッドにテレビがついてることが多いですが、隣に苦しんでる患者さんがいることもあるので、音の出るものはイヤホンで聞くのがマナー。

テレビだけではなく、ラジオやPCにも使えますし、あると便利です。

院内の売店などでも販売していますが1つ100円ほどで、質もいいものではありません…

 

それから!
補聴器のある人は、その替えの電池やしまうケースもあるといいです。

 

小さいものなのですぐどっか行っちゃいます。
あんな小さなものに
テプラでシール貼るわけにもいかないので
タッパーやジュエリーケースでもいいので
あるとありがたいです…!

 

それから

他の患者さんの咳やいびきがうるさくて眠れない!
なんてこともあるので、こんなのもあると便利。

1000円札

  • テレビを見るためのテレビカード
  • おやつ
  • 公衆電話からの電話
  • 自販機でジュース

こういう時のために1000円札は必須。
他の種類のお札を受け付けない機械や売店も多くあります。

万札を数枚用意しておくなら、1000円札を10枚用意していた方がよっぽど使えます

お財布にしまっておくと分厚くなってしまうので、ベテラン患者さんはジップロックの袋にいれて、貴重品ボックスにしまっています。

 

前開きのパジャマ

どうしても、点滴や処置のために着替えをする機会が増えます。

スェットタイプのような頭からかぶるタイプのものだと、その都度全部脱いでもらわないといけないので、患者さん側としても結構な手間になるんですよね。

そのため年齢関係なく、前開きボタンのパジャマがあると便利です。

 

高齢の患者さんだと、ボタンを止めるのが難しかったり、肩があがらなかったり、胸やお腹のしめつけに敏感だったりするので
プラスアイテムとしてこんな肌着もおすすめ。

足元にはこれも。

 

携帯電話の充電器

これもよく患者さんから聞かれるんですが、病院はホテルじゃないんです!(2回目)

なので自分で用意しておきましょう。

患者さんから病院の電話を使って家族へ電話したい!とお願いされることもありますが、ドクターからの話や緊急時以外で
病院からご家族へ電話することはありません。

ご自身で用意した方が早いです。

 

スリッパ・上履き

院内の室内ばきってめっちゃ大事

歩きやすく脱ぎやすいことはもちろん、安全性を一番に考えて欲しいです。

そうすると、スリッパは危ないんです。
かかと部分を支えられないので、ちゃんと歩けない時はつっかかって転んでしまいます。

クロックスを持参される方も多いのですが、廊下が濡れていると滑って転んでしまうこともあります。

病気を治しにきたのに転んで骨折なんて笑えませんが、実際にあります…!!

患者さん

じゃぁ、どうしたらいいの?

 

そんな時は上履きです。

足がむくんでしまってもゴムがあるのでのびますし、かかとを踏んで歩いてもすぐに脱げてしまうこともありません。

しかも、汚しても洗えますし…!

小学生じゃないんだからというセリフは置いといてひとまず用意してみましょう。

そこそこ便利だったなと思って頂けるはずです。

 

 

 

 

印鑑・ハンコ

入院すると検査や治療を受けることになります。
当たり前の話。

ただ、この検査や治療の際って、ご時世的に同意を得た証拠がないといけない。

つまり、承諾書を書いてもらわなければなりません。

そこにあるのが捺印の箇所。

なければ拇印でも良いのですが、ハンコがあると書類作成がスピーディーになります。

 

印鑑に関しては、過去にこういう記事も書いているのでよかったら。

10年愛用中!片手で完結する印鑑を紹介するよ

朱肉は病棟や外来にあることが多いので借りればOKですが、念のためこちらも。

 

時計

携帯があっても、あった方がいいです。
意外と病室には時計ってないもの。

高齢者じゃなくても、すっと横になって天井見てると

今が何時かわからなくなるんです。

検査や処置の時間の把握のためにもあると便利です。

 

ここまで用意したら、ベテランですね!シリーズ

患者のベテランなんて嫌だと思いますが、実際にベテランさんがいるのも事実。

そして、彼らの持ってくるアイテムって、めちゃくちゃ理にかなってるんですよね。

良かったら参考にしてみてください。

 

大きめのS字フック

ベッド柵にビニル袋を引っ掛けたり、箱ティッシュに穴を開けて引っ掛けたり、床頭台にぶら下げていつでも必要なものが取れるようにしたりと

結構使えるアイテムなんです…!

 

それから!

S字フックを引っ掛けたプラスチック製の小物入れをベッド柵にかけてる人をよく見かけます。

中にはティッシュ、テレビのリモコン、メガネ、ペットボトルの水など、寝ながら取り出したいものばかりが入っている便利箱となっています。
ここまでくるともはや、ライフハック…!!

 

コップのふた

さきほどコップの話をしましたが、そのまま何もかぶせずにずっと置いておくと、不衛生ですよね。

そんなとき、あると便利なのがふた。
ティッシュだと簡単に飛んでいってしまうから……

 

コースター

ふたがあるなら底にも必要!ってことでこちらもあると便利。

ヘルパーさんや看護師が、食事のときにお茶を置いておく場所の目印にもなります。

 

 

肌触りのとてもいい毛布

冬に追加の要望の多いものが毛布。

ただ残念ながら、洗濯できない毛布は原則病院には置いていません。

いろんな理由であらゆる液体を浴び、すぐに汚れるくせに洗濯できないからです。

布団を2枚かけることもありますが多くの患者さんが重い…と言い、負けそうになっています。

 

保温グッズ

病院って基本的に寒い。

いろんな理由がありますが、働いている人の感覚に合わせた空調管理をしているからじゃないかと、私は思っています。

だから、患者さん側からするととても寒い。

 

そういう訳で、よく患者さんから

湯たんぽないの?
カイロないの?
電気毛布ないの??

って聞かれるんですが、基本ないと思ってください。

実は、手術を行なっている病院ならば、電気毛布を必ず置いています。
これは、手術が終わった後冷え切った身体を温めるために必要だから。

したがって、寒さをしのぐために置いてあるわけじゃありません。

なので、寒がりの人・冷え性の人は自分で用意してもらった方が良いと思います。

番外編:よく聞かれるマニアックなシリーズ

よくある質問がおむつと生理用品なので、ここだけ補足をしておきます。

おむつ

これは持ってきてもOKな病院とNGな病院があるので、看護師に聞くのが一番いいです。


持ってきてもOKなところっておむつは各自持参して下さい、
ということ。
おむつの代金は患者さん・ご家族の負担となります。

そのため、おむつの持参がない中、うっかり患者さんが汚してしまっても、私たち看護師としては、基本ノーパンで放置するしかありません…!

替えやストックはないんです。
隣の患者さんのを借りるわけにもいかない。

たまに病棟にストックがあることもありますが、それって、亡くなった患者さんのご家族が不要だからって置いていったもの、の場合が多いです。

ちょっとアレだな…と、思う方は自分で用意を!

 

つづいて。

持ってきたらNGなところは病院指定のおむつを使っているところ、ということ。

こういう場合、おむつはアメニティとして医療費で管理し、浴衣やおしぼりなどと一緒にまとめて患者さん・ご家族側に直接請求がいくことが多いです。

医療費の請求とは別ということですね。

既に自宅でおむつを使用している人でも、原則、病院指定のおむつを使うよう義務付けられます。

これ、利権の問題なのか、廃棄処分の問題なのか知りませんが、絶対です。

どうしても、自宅で使っていたものを使いたい人は、管理料の関係もあるので早めに看護師へ相談してみて下さい。

 

生理用品

これも原則、病院にはありません。

なので生理になってしまったら、病棟で余っている尿とりパットを渡される事が多いです。(本当は適していないのでダメです……)

用途が違うものになるので、早めに誰かに買ってきてもらうかAmazonでポチッた方が賢明かと思われます。

 

まとめ

以上、現役看護師の視点から入院にひつようなもの、あると便利なものをリストでまとめてみました。

繰り返しになりますが、産婦人科病棟や精神科病棟など病気によって、また各医療機関によっても必要なもの・持ち込み禁止なものが様々なので、各施設のルールにしたがって下さい。

では、安寧な入院生活をおくれることを願っています。

 

ではまた。

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