どんなに好きでも、仕事にならないことがある

どうも、ナースあさみ(@asami300765)です。

唐突ですが数年前から

好きなことを仕事にしよう
自分の強みをいかそう

的なブームがありますよね。

これを否定する気は全くないのですが
中には仕事にならない時もあるとも思うのです。

 

というのも、私が卒業した看護学校の中で、唯一、助産師になるためのカリキュラムを受講した男性がいました。

もちろん、今の日本の法律上、男性は助産師になれません。
(産科・婦人科の医師はもちろんOK)

それを承知の上で教授・学校・実習をする病院と連携をし、彼は助産師のカリキュラムを全て受講することが出来ました。

当時、助産師の実習では10名のお産を取り上げなくてはならず、その調整に教員や臨床の看護師さんが奮闘してくれたそうです。

助産師になるためのクラスの中では、彼がダントツの成績でした。
ただ、当然ながらカリキュラムの受講認定はおりないため単位を取得したことにはならず、助産師の国家試験を受ける権利も与えられません。

実習を行った病院に就職しましたが、肩書きはあくまで看護師。
念願の産科に配属されますが、助産師業務は出来ません。

この話を思い出すたびに資格うんぬん、性差別うんぬんではなく市場での価値が仕事になるかどうか決めるよなと思います。

仮に、日本で男性助産師が認可されて、国家資格を持った男性がいたとしても

需要がないんです。

こればっかりはどうしようもない。

もし、自分が夫の立場だったら、男性の医者、男性の助産師に囲まれて、陣痛に耐えながら足を開いている妻を見れません。

ナースあさみ

女性の助産師さんはいないんですか?

って聞いちゃいます、きっと。

差別とかLGBTの観点をどんなに考慮しても
こればかりは、もうどうしようもないと思うの。

それに、自分が妊婦になったとしてもそう。
私は看護師なので更にひねくれていますが

ナースあさみ

会陰切開も出来ないのに、そこに立たないでくれる?

って分娩中でも言っちゃうだろうな……

 

ちなみに、会陰切開も縫合も医師しか出来ません。
メスとハサミは助産師も持てないんです。

こうやって考えると残酷かもしれませんが、男性助産師は永遠に誕生しないでしょうね。

自分の市場価値から仕事や働き方を考えるという点では、こちらもおすすめ!

 

ではまた。

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